なんとなく書いてます
2005-09-29 [木] キヤノン一眼レフの噂
_ キヤノンから4千万画素のデジタル一眼レフが出るという噂である。
2006年に大分工場が稼動するので、新しい受光素子が開発されるのであろうか。
現状のベイヤー配列だと35mmフィルムサイズの受光素子でも4千万画素は画素ピッチが狭すぎて、レンズの性能が追いつかないと思われる。
キヤノンは有機3層の受光素子を開発しているので、それが実用化されると期待したい。
でも、今のEOS5Dの1280万画素でも、受光素子からの読み出しが遅くて3駒/秒の連続撮影しかできないが、その3倍以上の速度を出せるのだろうか。
各層並列に現状以上の速度で読み出しができるようになるのだろうか。
個人的には、4千万画素もいらないので、1層あたり4百万画素程度で、S/N比の良いカメラを作ってもらいたい。
2005-09-30 [金] キヤノンEFマウント
_ キヤノンのマウントが変わるという噂がある
キヤノンのEFマウントは、口径が広いものの、フランジバックが短い。
デジタルカメラの場合、レンズの光はなるべく受光素子に対して垂直に入らなければならないといわれている。
フランジバックが短いと、光が斜めに入りやすいため、EFマウントはだめで、マウント変更があるということである。
それは本当だろうか。
マウントのフランジバックは、カメラ本体とレンズを機械的に接合する部分と受光素子面との位置関係を規定しているだけで、レンズの後玉と受光素子の位置関係とは関係ない。
マウントを変更しなくてもレンズの設計変更で後玉をマウント面よりも遠い位置に配置するだけで対応できるはずである。
マウントの口径は、F1.0のレンズが使える設計のなので充分に大きい。
また、キヤノンはFDマウントからEFマウントへの変更の際に向こう20年間はマウント変更しないと約束した。
EFマウント誕生は1987年なので、2007年まではマウント変更は無いはずである。
マウントの機械的な部分はそのままでも、ニコンFマウントのように情報伝達の機構は変更される可能性はある。
例えば、レンズの距離情報とか、フォーカスの情報とかをデジタルに見合った精度に向上させることである。
あるいは、レンズの色情報もカメラに伝えるようにして個々のレンズ固有の色の違いを補正できるようにすることも考えられる。
こうすれば、レンズ自体の色補正にコストをかけなくて済むし、色補正のためにシングルコーティングになっていてゴーストが出やすい箇所をマルチコーティングできて逆光に強くできたりするといったメリットがある。
但し、このようなレンズはホワイトバランスの調整できるデジタル専用で、銀塩カメラには使用できないことになる。